治療について

鍼灸治療とは

全身に流れる気のエネルギーの通り道を経絡と呼びます。
鍼灸治療は、経絡を整えることによってもともと持っている自然治癒力を引き上げ、気や血・水のバランスを調整し症状を改善します。
西洋医学では治療困難な症状にも効果があり、副作用なく不調が改善されることも大きな特徴です。

当院の鍼灸治療

東洋医学での診断方法「四診」を使ってその人の身体の状態から、治療方針を立てます。身長や体重が一人一人異なるように、体質や症状、内蔵機能、体の気・血・水・自律神経のバランスにも個人差があるため、当院ではその日その人に会ったオーダーメイドの治療をさせていただいております。四診には望・聞・問・切があり、望-見る(顔色や皮膚の色艶、ムラ、舌の状態)、聞-聞く(声に張りがある、呼吸づかい、足音などを聞く)、問-問診、切-触診(脈診や腹診など)をして治療方針を決めます。痛いところだけを診て鍼をするという治療法ではなく、全体的なバランスを整える治療をさせていただいております。痛む場所が悪いところとは限りませんので、お身体すべてを診て、身体の中から変えていくという根本治療が大切だと考えています。

  • 痛くない鍼

    初めて鍼を受けられる⽅は痛い?怖い?と思われるでしょう。⼼⾝共に疲れた⾝体を癒す当院の鍼は痛みはほとんどなく、むしろ⼼地いいくらいです。治療を受けながら寝てしまう⽅もたくさんいらっしゃいます。

  • 衛生

    当院ではディスポ鍼(使い捨て鍼)を使用しています。感染などはなく、安心して治療を受けていただけます。皮膚疾患のある方には強酸性水の消毒を使用しておりますので、しみることもありません。タオルも一人一人変えてベッド準備しております。

  • 様々な症状に

    ストレスからくる体調不良や⼼の問題、現代病(⽣活習慣病、アレルギー性疾患、不妊症、不育症)などや、中には検査結果に異常が診られないのに重い⾃覚症状が出ていることもあります。鍼灸治療は⾃律神経やホルモン調整をし、⾃分の治癒⼒を⾼める東洋医学の治療です。⼀⼈で悩まず、是⾮ご来院ください。

  • 小児鍼

    お子様への治療では刺す鍼は使いません。子供の肌はとても繊細で敏感です。そのため、皮膚をさするよう鍼を用います。飲まない・食べない、かんむし、泣く・わめく、寝ない、おねしょ、チック、アレルギーなどあらゆる不調に効果的です。当院では小児の鍼のみではなくお灸もさせていただいています。直接据えるお灸ではなく、棒状になっているお灸を使いツボ(経穴)にかざすタイプです。ふわっと温かくとても気持ちのいい治療です。

治療の流れ

  • ご予約

    診療については完全予約制となっております。
    どのようなお悩みでも結構ですのでまずはお電話でお気軽にご相談ください。

  • ご来院

    近鉄橿原線九条駅東⼝を出てすぐにあります。
    駐⾞場もございますのでご利⽤の際はお気軽にご連絡くださいませ。

  • カルテ記入

    初診時にはカルテの記入をお願いしています。症状・お悩みや、今までにかかったご病気、薬の服薬等となります。
    個人情報については厳重に管理させて頂いておりますのでご安心ください。

  • 問診

    治療のために今回の症状の他にも、食生活や生活習慣などいくつかお尋ねさせていただくことがございます。
    普段の生活での気になることや不安なことなども、是非ご相談ください。

  • 施術

    問診結果疾患者様その⽇の体調に合わせて鍼灸、施術時間は40分~70分ほどです。
    どのような状態なのか、どんな治療⽅法でやっていくのかを説明したうえで治療に⼊ります。

  • アフターケア

    治療結果のご確認を⾏い、今後の治療⽅針や⽇常⽣活での注意事項やアドバイスなどをお伝えさせていただき終了です。

当院の治療内容

皮膚疾患
皮膚炎、じんましん、あせも、かぶれ、乾燥、かゆみ、発赤などあらゆる皮膚疾患に効果があります。東洋医学では内臓の状態が皮膚に出ると言われているように、体の中から整えることで肌の状態は必ず良くなります。
アレルギー疾患
アレルギーになってしまったら一生つきものだと思っていませんか。食物アレルギー、アトピー、花粉症などアレルギーも鍼灸治療が効果的です。これからの人生のために、その人の目指す治癒レベルまで治していきましょう。
不妊症
現代社会ではお子さんが欲しくてもなかなか授からないご夫婦が増えているようです。疲れた体・体調不良の体の遺伝子では、やはり子孫を残しにくいでしょう。当院の治療は全身調整ですので子供を授かりやすい体に変えていくことができます。病院での不妊治療や服薬とも併用できます。ご夫婦で治療に来られる方もいらっしゃいます。
更年期障害
思春期、青年期などと同様、更年期とは生きていくうえで必ず通る道ですが、それが障害とならないようにすることができます。現代では一生のうち更年期を過ぎてからの人生の方が長いのです。病気にならず元気を保てるよう今まで以上にメンテナンスが必要ですので是非ご相談ください。